2014年12月15日月曜日

日本の小学校の「食育」:ブタ飼育して食肉化、「日本人の考えがわからない」、中国ネット民の心境は

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●ブタがいた教室

2008/09/27 にアップロード
妻夫木聡、主演。前田哲監督。
感動の実話の映画化。
11月1日(土)公開。


レコードチャイナ 配信日時:2014年12月12日 23時52分
http://www.recordchina.co.jp/a98927.html

ブタ飼育して食肉化、
日本の小学校の「食育」に「日本人の考えがわからない」―中国ネット

 2014年12月12日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、日本のある小学校で「食育」の一環として行われた、自分たちが名前を付けて大切に育てたブタが出荷されて食肉になって戻ってくる活動が紹介された。
 子ども達に「命の尊さ」を学ばせようという狙いだが、中国のネットユーザーから大きな反響を呼び、「涙が止まらない…」「日本人の考えがわからない」など、否定的な意見が多く集まった。

 日本の食育基本法などによると、食育は
 「さまざまな経験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し、
 健全な食生活を実践することができる人間を育てること」
とされる。

 ブタを取り上げたものとしては、映画「ブタがいた教室」(2008年公開)が知られている。
 この映画は、6年生が校庭の小屋で飼い始めたブタを世話していくうちに、ペットとして愛着を抱くようになり、卒業間近になって、クラスの意見が「食べる」「食べない」に二分されてしまう様子が描かれている。

中国版ツイッターに寄せられたコメントは2万件以上にも上り、大半が

「日本人の考えがわからない」
「(日本人は)心に影があるんだな」
「名前を付けたら食べちゃだめだよね」
「涙が止まらない…」
「小学生には早すぎるんじゃないの?」

「日本人はただの変態ではない。残忍すぎる」
「頭おかしいんじゃないの!?」
「これ、何かの冗談?」
「子どもの心を壊すつもりか」
「悪意に満ち満ちている」
などと、否定的。

「こういう活動は良いと思う。感動する」
「食肉になって戻ってくるのは、涙を誘うね」

などの“肯定派”は、わずかだった。


サーチナニュース 2014-12-14 22:21
http://news.searchina.net/id/1553569?page=1

ブタを育てて食肉に
・・・日本の「生命を見つめる教育」
 中国ネット民の心境は=中国版ツイッター

 中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で600万人のフォロワーを抱えるユーザーが9日、日本で児童に「生命を見つめる教育」が行われたことを紹介したところ、多くのネットユーザーが注目した。  このユーザーが紹介したのは、児童に家畜のブタ2頭を150日にわたって飼育させたのち、その出荷に立ち会わせ、さらに食肉として処理された姿を見せるというドキュメンタリー映像だ。
 児童がブタに名前を付けて可愛がり、別れの際には涙を流したと伝えた。
  9日にツイートが発表されてから、すでに2万件を超えるコメントが寄せられている。
 「これで子ども時代は終わった」、
 「きっと最後はみんな喜んで食べるんだろうな」、
 「動物に名前を付けたあとで食べるというのはどうかと思う」
といったコメントが多くの支持を集めた。

  あるユーザーは、幼少期にブタの処理場近くに住んでおり、処理されるブタの声を聞いていたという自身の経験と重ね合わせ、
 「その肉を食べ、その栄養をしっかり吸収して、良い生活を送ることが、その命をちゃんと受け継ぐ方法なのだと思った」
と述べた。
 多くのユーザーが、このような教育の意味やその是非に焦点を当てて意見や感想を述べるなかで、あるユーザーはやや変わった視点から感想を述べている。
 それは
 「これがもしイヌだったら、番組スタッフは吊し上げられるだろう。
 イヌとブタでは、その生命は始終不平等なのだ」
というのだ。こ
 のコメントには、約5000人が賛同を示している。
   「生と死」をめぐる子どもへの教育というのは、さまざまな要素が含まれるために非常にデリケートだ。教え方を誤れば、幼い心を傷つけたり、悪い方向に導いたりするリスクをはらんでいる。
 そのタイミングも重要だ。
   日本を含めた世界各地には、さまざまな動物の肉を食する習慣がある。
 一部の動物については、資源や種の保存という点で、あるいは文化的観念の違いから論争になるケースもある。
 「食べるべきか食べざるべきか」という議論に解決の出口を見出すのは難しいが、どんな肉を食べるばあいでも、その命に対するリスペクトを忘れないというのが最低限の心構えではないだろうか。





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