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レコードチャイナ 配信日時:2014年10月22日 0時39分
http://www.recordchina.co.jp/a96067.html
日本は“悪”なのか? あなたの日本に対する認識を変える―中国メディア
●20日、中国メディア・九個頭条は「日本は“悪”なのか?八つの問題があなたの日本への認識を変える」と題する記事を掲載した。
2014年10月20日、中国メディア・九個頭条は「日本は“悪”なのか?八つの問題があなたの日本への認識を変える」と題する記事を掲載した。
うぬぼれ、悔い改めることをせず、侵略の歴史を改ざんし、右翼勢力が台頭する軍国主義国家などと、さまざまな影響から、中国人は日本に対してこれらのレッテルを張っている。
では、実際の日本は本当にそれほど“悪”なのだろうか?
それとも、これらは私たちの彼らに対する“誤解”と“偏見”なのだろうか。
1].日本は侵略戦争について謝罪したことがない?
実は1972年の日中国交樹立後、日本は何度も謝罪している。
宮澤喜一、鈴木善幸、細川護熙、村山富市、小泉純一郎などはみな侵略の事実を認め、被害国やその国民に謝罪していたのだ。
一方で、中国人は日本に謝罪を求めず、日本の戦争賠償を拒否したのだ。
毛沢東はかつて日本人に対して
「あなたたちの過去の問題で賠償を求めることは道理がない。
あなたたちはすでに罪を償った。
毎日謝罪する必要はない。
いつまでも腹を立てることはよくないことだ」
「われわれの祖先が争ったことは忘れるべきだ」
などと語った。
2].日本の教科書には侵略戦争の記述がない?
日本の多くの教科書には侵略戦争の記述がある。
ただ、中国ほど大々的に扱われていないというだけだ。
日本の教科書は政府による支配を受けず、自由に選ぶことが出来る。
そのため、さまざまな記述の仕方が存在するのだ。
侵略戦争を美化する扶桑社版の教科書の採用率は0.4%に満たないが、多くの中国人は日本ではこの教科書しか使われていないと思っている。
実際は、圧倒的多数の日本の教科書が、南京事件や731部隊を含む侵略の歴史を記載しているのだ。
3].靖国神社を撮影するには命懸け?
実は靖国神社内は撮影することができ、一切のリスクはない。
ただ、遊就館だけは撮影禁止となっている。
しかし、撮影したとしても、カメラを没収されることもない。
命の危険などは言うまでもない。
4].中国人は日本で犯罪を犯さない?
中国人は在日外国人のなかで犯罪率が高い。
日本の法務省の統計によると、2003年、日本国内の外国人の刑事犯罪者2500人のうち80%が中国人だった。
強制送還された中国人は最も多く1万2382人だった。
5].日本は軍国主義国家か?
この質問が70年あまり前にされたものなら、まったくもって疑いの余地はない。
しかし、現在の日本は平和国家である。
2009年の世界平和指数ランキングでは、中国は74位だったが、日本はアジアでトップの7位だった。
6].中国が日本製品をボイコットすれば日本は破綻する?
日本が毎年、中国に輸出する商品の総額は1000億ドルあまりで、
日本の国内総生産の「2%」ほど
に過ぎない。
日本の興亡を決定する力はまったくないと言っていい。
逆に、中国は日本製品への依存度が高く、小さいものはテレビやカメラ、大きいものは掘削機やエレベーターなど、日本製は欠かせない存在となっている。
仮に中国が全面的に日本製品をボイコットすれば、私たちはテレビや映画を見ることができなくなる。
なぜならCCTV(中国国営テレビ)を含むすべてのテレビ局の撮影機器は、みんな日本製だからだ。
7].韓国人は日本製品をボイコットしている?
韓国に行ったことがある、または韓国に詳しい人であれば知っているが、韓国人は中国人以上に日本製品に熱をあげている。
街にはもちろん、日本車だって走っている。
8].日本人は世界で最も道徳心がない?
実際は、世界の多くの国の日本人に対する評価は、中国人に対する評価よりもずっと高い。
世界130カ国以上の国が日本人のノービザ入国を認めている。
一方、中国人はノービザ入国が認められている国はほとんどない。
原因は中国人の不法滞在、不法就労、密航、犯罪、公共道徳を順守しないといったことが懸念されているからである。
日本に対する態度の問題では、より理性ある思考で日本を評価すべきである。
反日の偏見に凝り固まっていてはならない。
そして、理性ある思考の前提となるのが、歴史の尊重である。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年10月22日 3時10分
http://www.recordchina.co.jp/a96068.html
日本人が中国に対して「良くない印象をもっている」のはなぜ?
侵略されたの、こっちなのに…―中国メディア
2014年10月20日、この記事の題名を見て、おかしいと思った中国人もいるだろう。
歴史的には、侵略され、被害を受けたのは中国人のはずで、中国人が日本に反感を持つのは理にかなっているが、なぜ日本人が中国や中国人に反感を持っているのだろう?新華網が伝えた
しかし、これは紛れもない事実なのだ。
中国日報の報道によると、日中両国が共同で実施した世論調査の結果、
★.中国に対して「良くない印象をもっている」と答えた日本人の割合は「93%」に達し、「過去10年間で最悪」の結果
となった。
★.一方、日本に対して「良くない印象をもっている」と答えた中国人の割合は6ポイント減少し、「86.8%」となった。
日本人の対中感情は悪化しているが、中国人の対日感情はやや好転し、日本旅行へ出かける人もますます増えている。
このコントラストは興味深い。
▼.日本人はなぜ中国に「良くない印象をもっている」のだろう?
日本人の嫌中と聞いて、多くの人が「尖閣問題」「靖国参拝」「歴史問題」といった両国の外交面の問題で両国関係が膠着状態に陥ったため、国民感情もこれに影響を受けているのだと考えるだろう。
しかし実際はそうではない。
日本の国民は国家外交に対してそれほど関心を持っておらず、社会問題や国際問題への見方は政府の外交的立場にそれほど影響を受けない。
領土問題に関しては政府と同じ見方を持っているが、他の多くの議題をめぐっては、一般人の意見は必ずしも政府の意見と一致しているわけではないのだ。
例えば、日本の多くのメディアも安倍首相の靖国参拝に反対している。
政府に対して批判的立場をとり続けてきたメディアだけでなく、米国メディアに「安倍政権の御用メディア」とまで言われた日本紙までが安倍首相の参拝に反対の立場を表明している。
★1.日本人の「嫌中」は、狭隘な民族主義と暴動に対する反感からきている。
日本人は特に暴動に対して反感を抱いている。
ある調査によると、日本人の対中感情は、中国の街中で発生した反日暴動事件に大きな影響を受けている。
中国の日本企業や日本車が受けた被害や、中国人の日本人に対する非友好的な態度がメディアによって報じられると、日本人は大きなショックを受け、中国への反感も急上昇する。
★2.もう1つの理由は、環境問題や食品安全問題といった中国社会が抱える現実問題に対する懸念だ。
今、日本企業の職員が北京に派遣されることになると、周りの同僚から羨ましがられるのではなく、同情されるという。
日本人の多くは、大気汚染が深刻で、環境も悪く、食の安全も守られていない北京は、非常に恐ろしい環境だと感じている。
随行の日本語通訳に聞くと、こうした影響を受け、中国旅行をする人が減っているだけでなく、中国語を学ぶ日本の若者も減っている。
内閣府が2008年12月6日に発表した世論調査の結果によると、
★.中国に対して「よい印象をもっている」とした日本人は2007年の同調査より2.2ポイント減の「31.8%」
となり、1978年に同調査が始まって以来最低となった。
この時の対中感情悪化は、中国の毒ギョーザ事件の影響によるものだった。
中国食品の安全問題がこの時初めて日本人にとって大きな懸念となったのだ。
日本人の中国人に対する見方など、気にしなければいいのかもしれない。
しかし、日本人の対中感情の背景にある中国に密接に関わるさまざまな社会問題は避けて通れないものだ。
(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)
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レコードチャイナ 配信日時:2014年10月18日 23時56分
http://www.recordchina.co.jp/a95951.html
年10億人の日本兵を“虐殺”、
トンデモ抗日戦争ドラマを習近平が批判―中国
2014年10月17日、米華字メディア・看中国は記事
「横店映画城では年10億人近い日本鬼子を殺害、習近平総書記が激怒」
を掲載した。
習近平(シー・ジンピン)総書記は15日、北京市で文芸工作座談会を主催。文学、映画、演劇、ドラマなどの各界から参加者が集まった。
中国作家協会主席団委員の麦家氏は座談会終了後に習氏と握手し声をかけられたと人民日報記者に明かした。
その際、習氏は「あなたはスパイ物の第一人者だ」とたたえ、「今では歴史を尊重しないスパイ・ドラマが多すぎる。視聴者に良くない影響を与えている」と発言したという。
このスパイ・ドラマとはいわゆる抗日戦争ドラマを想定したものと考えられる。
最盛期の2012年にはゴールデンタイムに放映されたものだけでも70作品を超えた。
抗日戦争ドラマのロケ地として知られる横店映画城では2012年だけで48もの撮影グループが抗日戦争ドラマを撮影していた。
ドラマの中で殺された日本兵は年に10億人近いのではとも試算されているほどで、歴史を無視した誇大表現の抗日戦争ドラマが横行していると批判されている。
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サーチナニュース 2014-10-20 05:55
http://news.searchina.net/id/1546312?page=1
「抗日ドラマ」の過剰演出
「SF」と見なして面白がる日本人=中国メディア
●17日、米華字メディア・看中国は記事「横店映画城では年10億人近い日本鬼子を殺害、習近平総書記が激怒」を掲載した。「今では歴史を尊重しないスパイ・ドラマが多すぎる。視聴者に良くない影響を与えている」と発言したという。写真は中国の抗日ドラマ。
中国メディアの騰訊大家は15日、日本在住の中国人女性による手記を掲載し、抗日ドラマに対する日本人の反応を紹介したうえで、「日本人は抗日ドラマをSFとみなして面白がっている」
と伝えた。
記事は、近年の抗日ドラマは演出がどんどん過剰になり、中国共産党機関紙の人民日報でさえ「八路軍(中国共産党軍)が素手で日本兵を切り裂く」といった非現実的な演出に苦言を呈したことがあったと指摘。
さらに、人民日報による苦言は日本国内でも伝えられ、
「日本人は、“抗日ドラマ”とは愛国心を示している内容のように見えるが、
実は自国の歴史をまったく尊重していないドラマであることを知った」
などと伝えた。
続けて、1930年代後半から40年代前半にかけての日中戦争における戦いを描いた抗日ドラマに、
★.1980年代に生産された自動車(フォルクスワーゲン)や
★.米軍の自動小銃
が登場するなど、日本人は今や抗日ドラマの演出の荒唐無稽さを面白がってすらいるとし、日本のネット上では
「抗日ドラマはもはやSFだ」、
「日本で放送すれば人気がでるに違いない」
などという声すらあると紹介。
さらに、近年の抗日ドラマに対する日本人の反応からは
「もはや抗日ではなく、エンターテイメントと受け止めていることが分かる」
と指摘した。
中国版ツイッター・微博で同記事に対する反応を見てみると、中国人ネットユーザーからも抗日ドラマの演出だけでなく、抗日ドラマそのものに対する苦言も多く寄せられていて、
★.「抗日ドラマが娯楽に成り下がっていることは否めない」、
★. 「抗日ドラマなんて最初から大衆娯楽のためのものさ。
真剣に受け止めるほうがどうかしている。
歴史の教科書ですらプロパガンダだらけなのに」
などといった鋭い指摘も多く、中国人も冷ややかな目で抗日ドラマを見ていることが伺えた。
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【描けない未来:中国の苦悩】
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