●象牙目的の密猟に懸念が高まっている
『
2014/11/06 23:10 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014110601001783.html
習近平氏専用機使い象牙密輸 国際環境団体が報告
【ロンドン共同】
ロンドンを拠点とする国際環境保護団体「環境調査エージェンシー(EIA)」は6日、
中国の犯 罪集団が、昨年3月の習近平国家主席や中国政財界幹部によるタンザニア公式訪問を利用し、
大量の象牙をタンザニアで買い付けて不法に持ち出した
とする報告 を発表した。
現地密輸グループの証言として、象牙は外交用に使われる袋に入れられ、習氏の専用機で運ばれたとしている。
中国外務省の洪磊副報道局長は6日
「報告には根拠がない。中国は一貫して野生動物の保護を重視してきた」
と述べ「強烈な不満」を表明した。
象牙の取引はワシントン条約で禁止されている。
』
中国最高権力者の威風堂々の密輸作業
である。
「知らなかった」では通らない
だろう。
『
CNN ニュース 2014.11.07 Fri posted at 12:57 JST
http://www.cnn.co.jp/world/35056252.html
習主席の随行団が象牙を大量密輸か 環境団体
(CNN)
昨年、中国の習近平(シーチンピン)国家主席がタンザニアを訪問した際、
随行していた政府関係者らが象牙を大量購入していたと環境団体から非難の声が上がっている。
環境保護団体「環境調査エージェンシー(EIA)」は7日までに象牙の密猟などに関する報告書を出し、
習主席の随行団が大量の象牙を買い込んだとするタンザニアの象牙業者2人の証言
を明らかにした。
また業者は、
中国人が大量の象牙の買い付けを始めたのは習主席の訪問の半月前
だったとも言及。
買い付けられた象牙は外交封印袋に入れられ、習主席の乗った航空機で中国まで運ばれた
という。
密売業者によれば、象牙価格は習主席の訪問中、通常の2倍の1キログラム当たり700ドルまで上昇したという。
2010年のEIA報告書によれば、
09年に当時の胡錦涛(フーチンタオ)主席がタンザニアを訪問した際にも同じようなことが起きた。
また06年にもEIAは、中国大使館職員が得意先だとする象牙密売業者の証言を得ている。
EIAの報告書によれば、タンザニアでは他の国々よりも象の密猟が盛んに行われており、2013年だけでも1万頭が殺されたという。
「中国を中心とした規制が不十分な象牙市場の旺盛な需要増に応えるために、タンザニアでのゾウの密猟は続いている」
と報告書は指摘している。
中国外務省の洪報道官は報告書について、
「根拠がない」
「わが国は象など野生動物の保護を重視しており、他国と協力している」
と述べて、強い不満を示した。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年11月8日 2時2分
http://www.recordchina.co.jp/a97063.html
習主席の専用機で象牙大量密輸か、
中国が全面否定で不快感―英メディア
●6日、英BBC(中国語電子版)によると、中国の犯罪組織が習近平(シー・ジンピン)国家主席らのタンザニア公式訪問を利用し、大量の象牙を不法に持ち出したとされる問題で、中国外務省の洪磊(ホン・レイ)報道官は「誤った報道だ」として不快感を表明した。資料写真。
2014年11月6日、英BBC(中国語電子版)によると、中国の犯罪組織が習近平(シー・ジンピン)国家主席らのタンザニア公式訪問を利用し、大量の象牙を不法に持ち出したとされる問題で、中国外務省の洪磊(ホン・レイ)報道官は「誤った報道だ」として不快感を表明した。
英ロンドンを拠点とする国際環境保護団体「環境調査エージェンシー(EIA)」によると、習主席や中国政財界代表団が昨年3月にタンザニアを訪問した際、
中国の犯罪組織が大量の象牙を買い付け、
外交用の袋に入れられ、習主席の専用機で中国に運ばれた
とみられている。
EIAによると、密輸は少なくとも06年には始まっていたとみられ、
今回判明したケースは「氷山の一角だ」
としている。
これに対し、中国政府の絶滅危惧種貿易担当者はは
「そんな話は聞いたことがない」と全面的に否定した
』
さあ、これからの波紋が見ものである。
中国は永遠に否定を繰り返すしか手はない。
いろいろな作り話を構築して、否定するだろう。
ちょうど朴大統領の「空白の7時間」のように。
しかし、世界ネットは面白しろおかしく取り上げるだろう。
さらなる言論統制となり、天安門事件クラスの規制が入りそうである。
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年11月11日 22時7分
http://www.recordchina.co.jp/a97217.html
「中国製品は買わない!」
「恥知らずで高慢だ」
習主席の専用機で象牙密輸疑惑に、欧米から怒りの声
2014年11月10日、昨年3月に中国の習近平国家主席らがタンザニアを公式訪問した際に、随行していた関係者らが象牙を大量に購入し不法に持ち出したとする報告が環境団体から発表され、欧米人から批判の声が上がっている。
環境保護団体「環境調査エージェンシー(EIA)」がこのほど発表した報告によると、昨年3月の習主席の随行団が、現地で象牙を大量に購入した。
タンザニアの密輸グループの証言によると、象牙は習主席の専用機で運ばれたという。
欧米の大手メディアでも報じられ、批判の声が高まっている。
★.「まったく驚かないね。
中国政府は信用できない」
★.「いつものように、恥知らずで高慢だ」
★.「ひどい話だ!
世界が行動を起こさなければいけない。
中国製品の不買運動よりも、中国への旅行をボイコットする方がいいだろうか?
そういう行動を起こせば、中国政府から効果的な反応が得られるだろうか?」
★.「もうたくさんだ。
私はここに、中国製品はいっさい買わないと宣言する。
私は怒っているんだ。
中国政府がこの残虐行為をやめるまで、私は中国製の物は決して買わない」
★.「最低だ。
中国が超大国になったら世界はどうなるのか考えると恐ろしい」
★.「中国は道徳的に疑わしい活動を行いつづけている。
だが、今回の問題は、アフリカの政府の腐敗と短絡的な思考がなければ実現しなかっただろう。
どちらの側にも存在する醜さと貪欲さを見極めて、廃絶しなければいけない」
★.「それでも、アメリカ人は中国製品を買い続ける。
それが象の虐殺を後押ししていることになっていてもね」
★.「お金を持っている人間は欲しい物すべてを手に入れられる。
シンプルなことだ」
★.「何故、中国人を責めるの?
おもに責任があるのは、自分たちの国の利益を考えずに象牙を取引している人たちじゃないか?」
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年11月16日 18時40分
http://www.recordchina.co.jp/a97520.html
習近平専用機で象牙を密輸?
中国大使館が疑惑に反論―アフリカ・ブルンジ
2014年11月14日、アフリカ・ブルンジ共和国の中国大使館が記者会見を開き、中国外交団が象牙の密輸に関与したとする環境保護団体の報告書を否定した。
15日、中国新聞網が伝えた。
今月、環境保護団体が象牙の密猟に関する報告書を発表。
その中で習近平(シー・ジンピン)主席の随行団が大量の象牙を買い入れたとするタンザニアの象牙業者2人の証言を取り上げた。
象牙は習主席の専用機で中国に運ばれたという。
同団体によるとこれまでにも同様の事例があったほか、中国大使館職員は得意先だとの象牙密売業者の発言もあるという。
14日、在ブルンジ中国大使館はブルンジ政府及び各界代表との合同記者会見を開き、疑惑を否定した。
また今年10月初頭には在ブルンジ大使館の名前を使って象牙を密輸しようとした事件があったが、マレーシア警察によって摘発されたことも明かしている。
調査の結果、この事件は中国とは一切関係がないことが明らかになったとして、環境保護団体の報告書及び関連する西側メディアの報道は、虚偽の事件をでっちあげて中国のイメージを故意に傷つけようとするものだと批判した。
』
【描けない未来:中国の苦悩】
_