●写真は惠州日報の8月30日付報道の画面キャプチャ
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サーチナニュース 2014-09-01 21:17
http://news.searchina.net/id/1542323
楽観的にならない日本人 強国になっても「強い危機意識」=中国メディア
中国メディアの惠州日報は8月30日、
「中国はいかにして勝つべきか」
という書籍を紹介する記事を掲載し、そのなかで
「日本は島国で資源が不足しているためか、日本人の危機意識は極めて強い」
と論じた。
記事は、島国の日本は資源が少なく、平坦な土地も少ないうえに人口が多いとし、
「国として置かれた環境は決して良好ではない」
との見方を示しつつ、だからこそ
日本人は中国人のような「土地は広大で物も豊かにある」という楽観的な考え方を持っていない
と主張。
続けて、日本人は
「1980年代の国力がもっとも充実していた時期でさえ強い危機意識を持っていた」
とし、当時から各種資源の貯蔵を行い、海外投資を通じて資源開発会社の株式を購入するなど対策を講じていたと伝えた。
さらに現在、工作機械やロボットの分野において高い世界シェアを持ち、世界でも有数の特許大国となった日本について
「将来の産業の行方を左右できるほどの基幹技術を多数持っている」
としながらも、
「今なお日本は“強国としての地位”が揺るぎつつある」
として、強い危機感を抱いていると指摘した。
また、日本が中国を公然とライバル視するようになったとし、その理由について
「日本はあえてライバルの存在を作り出すことで自らを鼓舞している」
と主張。
続けて、日本が深刻な財政赤字や高齢化に苦しんでいることを中国人は喜んでいるかもしれないが、と前置きしつつ、
「日本の製造業や研究開発能力は中国を遥かに凌ぐ実力を持っており、とても衰退している国とは言えない」
と論じた。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年9月3日 5時0分
http://www.recordchina.co.jp/a93618.html
日本政府がトイレットペーパーの備蓄を呼びかけ、
「日本の意識は先進的」「中国なら批判の的」―中国ネット
2014年9月1日、英紙デイリー・テレグラフによると、「防災の日」のこの日、経済産業省は災害に備えトイレットペーパーの備蓄を呼びかけた。
環球時報(電子版)が伝えた。
日本の政府関係者は
「非常時の備蓄品として食糧や水を準備する人が多く、トイレットペーパーは忘れられがち。
しかし、トイレットペーパーは非常に重要であり、トイレットペーパー不足により深く絶望する人もいるはずだ」
と述べた。
日本政府の呼びかけに中国ネットも反応を示している。
「少子高齢化の国では、成人用オムツの需要が高い。
確かに食糧や水以外の日用品の備蓄も必要だ。
日本政府の呼びかけは日本の災害に対する意識と国の将来の姿を反映しているのだろう」
「トイレットペーパーがなくても大丈夫。
棒や樹皮を使えばいい。
最悪、手でも解決できる」
「備蓄したトイレットペーパーが燃えて、被害が一層大きくなる可能性はないのか?」
「中国なら、『政府と業界が結託した』などと批判が聞かれただろうな」
「素晴らしい、備えあれば憂いなしだ!」
「日本は危機意識がある国ということだ。称えるべき」
「危機を未然に防ぐ姿勢。どうやら日本の災害管理水準と意識は先進的のようだ」
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サーチナニュース 2014-09-01 21:11
http://news.searchina.net/id/1542321
日本人の謙虚さは何処へ、自画自賛病」にかかった日本=中国メディア
中国メディアの環球網は1日、
「近年の日本では、日本を“自画自賛”する雑誌や書籍が相次いで出版されている」
とし、謙虚さが売りだった日本で自画自賛の風潮が広まっているのは
「中国や韓国の台頭に対し、日本人が自信を保とうとしていることが根源にある」、
「日本は“自画自賛”病にかかった」
などと主張した。
記事は、日本の書店では
「日本を称賛する書籍が目につく場所に並べられている」
と紹介、
「日本がいかに諸外国より優れた国か、日本人がいかに独創性にあふれた民族か」
を綴った書籍や、
「日本人の優れた点を紹介し、自らを卑下する考えから脱することを呼びかける」書籍、
「日本がどれだけ世界から尊敬を集めているかを伝える」書籍
などがあると報じた。
日本のテレビ番組でも同様に「日本を自画自賛」する番組が増えているとし、日本在住の外国人に祖国と日本を比較させ、外国人に日本を称賛させる番組があると伝えたほか、日本が外国からいかに称賛されているかをテーマとする番組もあると指摘した。
続けて記事は、新潟青陵大学大学院の教授の発言を引用し、
「圧倒的な経済力と技術力を有していたころの日本人は謙虚だった」
とし、日本社会で自画自賛が増えていると主張する背景について、中国と韓国が飛躍的に発展する一方で、日本が停滞していることを挙げた。
発展する中国や韓国が日本に台頭することで、日本人は
「追い越され、軽視される」という恐怖感を抱くようになり、それによって「日本人は自らの美点を探し、自画自賛をするようになった」
と記事は主張した。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年9月3日 5時54分
http://www.recordchina.co.jp/a93615.html
「自画自賛症候群」が日本を覆う、日本は世界から愛されている!?―中国紙
2014年9月1日、
「こんなに世界から愛されている日本」
「イギリスに住んで確信!日本はイギリスより50年進んでいる」
「日本人に生まれて、まあよ かった」
など、日本では最近、自国を自画自賛する内容の本・雑誌が増えている。
これまで「奥ゆかしい」「謙虚」と自負していた日本人がこの種の本を書いて いるのは、中国や韓国などの隣国の急速な台頭を背景に、「アジアナンバーワン」との自信を保つためで、「自画自賛症候群」を患っているとの声が上がってい る。
環球時報が伝えた。
記者が千葉県の本屋を訪れてみると、日本を称賛する書籍が目立つ位置に並べられていた。
うち、「梅干と日本刀 日本人の知恵と独創の歴史」という本は、「日本人に勇気と自信を与え、民族の美点を教えてくれた名著」と宣伝されていた。
同書は、日本食が健康に良いこと や日本人が独創性に富んでいること、日本は江戸時代から「世界一の教育国」だったことなどを説き、日本が外国よりどれほど優れているかを論じている。
東京大学名誉教授の平川祐弘氏が今年5月に出版した「日本人に生まれて、まあよかった」では、日本人であることのメリットが描写され、劣等感を捨てて、自信を 持つべきと呼び掛けられている。
また、「ジャパニズム」や「メディアソフト」から出版されたムック本「こんなに世界から愛されている日本」なども見かけ た。
後者の序論には、
「中国と韓国以外に、日本に謝罪を求めている国はない。
反対に、日本に好印象を抱いている国は多い。
世界では日本の文化を評価する 『クールジャパン』という現象が起きている」
としている。
また、日本人の献身的な態度やまじめに仕事に取り組む姿勢が世界から高く評価されているとしてい る。
実店舗だけでなく、ネット上でも、
「イギリスに住んで確信!日本はイギリスより50年進んでいる」や
「だから日本は世界から尊敬される」
などの本が販 売されている。
テレビでも、日本を自画自賛する番組が増えている。
例えば、日本テレビは外国人が日本を称賛する「なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付」を毎週放送している。
同番組では、さまざまな分野の世界ランキングと日本の順位を紹介し、各国の国情や風習の違いを解説。
外国人 タレント20人が集結して、ランキングに関連したトークを繰り広げる。
しかし、評価が高いのはいつも日本だ。
例えばあるインド人が、「日本人の作るカレー はインドより本格的」とすると、あるブラジル人も、「日本の文化を世界文化遺産に登録すべき」と述べた。
テレビ東京系列ほかで放送されている、テレビ大阪 製作のクイズバラエティ番組「和風総本家」でも、日本人のマナーや礼儀作法、しきたりなどがクイズ方式で紹介され、日本がいかに外国から評価されているか がテーマになっている。
日本の社会で起こっているこのような現象について、日本メディアは最近、
「近ごろ日本を覆う『自画自賛』症候群は何の表れか」
と題する記事を掲載 した。
新潟青陵大学大学院の碓井真史教授は
「日本が圧倒的な経済力と技術力を誇っていた時代には謙虚さがあったが、大震災や原発、韓国・中国の台頭で余裕 がなくなった」
と分析した。
また、
「追い越される、ないがしろにされるという恐怖感から、日本人は自分たちの長所を見つけ、アジアナンバーワンの自信を維 持しようとしている」
と分析する声もある。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)
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