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レコードチャイナ 配信日時:2014年8月24日 3時10分
http://www.recordchina.co.jp/a93040.html
日本という国があってよかった、中国は幸せだ!―中国ネット
2014年8月21日、中国の作家で文学博士の陳希我(チェン・シーウォー)氏が書いた
「日本の存在は、中国にとって大きな幸せだ」
と題した記事が、中国のブログサイト・網易博客に掲載されている。以下はその内容。
「日本はいい国?悪い国?」という質問ほど幼稚なものはない。
「悪い国だ」と言えば、相手は安心する。
だが、「いい国だ」と答えれば、相手の顔色が変わる。
中国では親日派=売国奴なのだ。
「日本は昔の恩を忘れて中国を侵略した」と中国人は考える。
中国人は歴史的角度からでしか日本を見ることができない。
例えば「日本の文化は中国に由来する」と中国人は主張するが、
★日本の良いところは「中国から来た」と言い、
★悪いところは「日本独自のもの」と主張する
のだ。
日本は中国に対し罪もあるが功労もある。
日清戦争で日本は中国を侵害したが、最も責めを負うべきは当時の中国の統治者だ。
彼らの頑迷さが中国を失敗に導いたのだ。
客観的にみれば、日清戦争は中国を刺激して変革へ導いた。
日本は中国にとって非常に重要な「刺激要素」として存在している。
日本の存在があることは中国にとって幸運なことなのだ。
日中戦争では確かに日本は中国を侵略した。
だが当時の中国の統治者は独裁者であり、まともな政治が行われていなかった。
南京事件の犠牲者30万人をめぐって論争が起こっているが、中国の指導者が数千万人の中国人を殺したことについては言及されることはない。
1980年代に中国が大きく変わろうとした際、最も協力してくれたのが日本だ。
今、日本を憎悪する中国人はこうした日本の功績を決して認めようとはしない。
中国人の日本人に対する態度は
「グチばかりこぼす女」
のようだ。
「私にひどいことをした。だから償え!」
と叫んでいる。
中国人に必要なのは、自分を強く持ち、自己の尊厳を再び確立することにあるのではないだろうか。
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サーチナニュース 2014-08-31 20:55
http://news.searchina.net/id/1542176
中国は日本よりも40年遅れている=中国メディア
中国メディアの捜狐財経はこのほど、第2次世界大戦後の日本と中国は似たような経済発展を遂げてきたとし、
「十数年にわたる高度経済成長の末に国内総生産(GDP)で第2位の座を手にしたことなど、共通点は多い」
とする一方、
「各種データから中国は日本より約40年遅れていることが分かる」
と論じた。
記事は、日本がGDPで世界第2位の経済大国になったのは1968年だったとし、中国は1978年から経済成長を続け、2010年に世界第2位になったと紹介。
さらに、中国は経済成長とともに世界における地位も上昇し、重要度も増していると主張した。
また、
「中国は日本経済への依存度が低下する一方で、日本の中国経済への依存度はますます高まっている」
と主張しつつも、
「中国が日本より42年遅れでGDP世界2位になったように、中国は今なお日本に大きく後れをとっており、ほかの指標でも約40年遅れていることが分かる」
と論じた。
続けて、日本人と中国人の平均寿命を比較し、
「日本は戦後の衛生環境の改善によって寿命が大きく伸びた」
と紹介。
中国人の2010年の平均寿命が74.8歳であることを指摘したうえで、日本人の平均寿命が74.8歳だったのは1976年のことだとし、
「平均寿命では中国は日本に34年の遅れがある」
と論じた。
さらに、中国の2010年の乳幼児死亡率は13.0%であり、日本の乳幼児死亡率が13.1%と同水準だったのは1970年のことだと指摘、「やはり40年も遅れている」と主張した。
また、農業など第一次産業がGDPに占める割合について、中国は2013年に10%、日本は1968年に10.1%で「45年もの差がある」と指摘した。
そして、家計の消費支出に占める飲食費の割合であるエンゲル係数については「47年もの開きがある」と紹介。
記事は、中国は経済の規模においては日本を超えたとしながらも
「社会の発展度合いにおいては日本との差は今なお大きい」
と主張し、中国政府はGDPばかりでなく、日本社会との「差」を正視してもらいたいものだと論じた。
(編集担当:村山健二)
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レコードチャイナ 配信日時:2014年8月22日 5時40分
http://www.recordchina.co.jp/a93005.html
日本の恐ろしさは靖国や尖閣にはない!と主張
=「日本はもはや中国人の想像とかけ離れている」―中国ネット
2014年8月21日、中国のインターネット上に、中国は日本とどれだけ差があるのかについて記された文章が掲載され、注目を集めている。
以下はその概要。
日本について話すとき、中国のインターネットでは2つの論調がある。
●1つは民族主義を前面に出した「骨の髄まで“小日本”を憎む」というもの。
●もう1つは比較的冷静に「日本はアジア唯一の先進国だ」と見るものだ。
では、中国はどれだけ日本に後れを取っているのだろうか。
■まず森林面積だ。
日本は67%を誇り世界屈指。
一方、中国はわずかに12%だ。
泣くに泣けないのが、中国はこのような状況に至ってもなお、商業伐採をやめないことだ。
2013年、日本は自国で消費する割りばしの98%を輸入しているが、中国はその99.1%をまかなっている。
■日本は水資源も豊富だ。
しかもその透明度や清潔度においても世界最高の水準である。
しかし、中国には世界平均の4分の1の水資源しかなく、自然の水はそのほとんどが汚染されているか、汚染の危機に瀕している。
■大気汚染は中国のほぼ全土で深刻な状況だ。
世界190カ国あまりの大気汚染が深刻な10の都市に、中国から4都市がランクインしている。
■教育面でもそうだ。
日本の識字率は100%である。
小中学校を卒業した人の割合は日本が100%であるのに対し、中国は32.7%である。
高校卒業になると、日本は96.8%、中国は14%
大卒者の割合は日本が48%なのに対し、中国はわずかに8%である。
■ノーベル賞の数も比較してみよう。
2013年までに、日本は19人のノーベル賞受賞者を輩出している。
そのうち、物理学、化学、生物医学など自然科学の分野では16人も受賞者がいる。
中国はこの分野での受賞者はいない。
■日本経済を語るとき、「中国はGDPで日本を追い抜いた」とよく言われるが、多くのネットユーザーは「貧富の差」を意識していない。
貧富の差を測る数値としてジニ計数というものがある。
簡単に言うとこの数値が大きいほど貧富の差が大きく、社会が安定していないということだ。
中国の2013年のジニ計数は0.47で、世界の警戒水準の0.44を超えている。
一方、日本はわずか0.26であり、もはや中国人が想像できる世界とは大きくかけ離れている。
日本の恐ろしさは靖国参拝や尖閣諸島(中国名:釣魚島)、台湾問題にあるのではなく、
理性のある国家管理や
成熟した社会システム、
国民の高い素養、
深く練られた国際競争戦略
のなかにこそあるのだ。
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【描けない未来:中国の苦悩】
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