●16日、中国のインターネット掲示板に投稿された「1990年代から2000年代の『失われた10年』で日本経済は衰退したと言われるが、日本はなぜ今でも先進国のままでいられるのか」との質問に、興味深い回答が寄せられている。資料写真。
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サーチナニュース 2014-06-15 03:31
http://news.searchina.net/id/1535023
日本が誇る数多くの「世界一」、これが日本と中国の「差」だ!=中国メディア
中国社会科学院日本政治中心の王沖特約研究院はこのほど、中国の国内総生産(GDP)が大きく成長し、国家としての総合的な実力も絶えず増強されていることは喜ばしいことであるとする一方、
「日本は数多くの点で中国をはるかにリードしており、その差は無視することはできない」
と論じた。
BWCHINESEが11日付で報じた。
記事は、日本の研究開発費用がGDPの割合に対して高いことを挙げ、
「日本は近年、総合的な競争力が低下しているが、科学技術における競争力は米国に次いで世界第2位だ」
と主張。
こうした科学技術の競争力の高さは教育重視の表れであり、日本は教育面でも多くの世界一を有していると論じた。
記事で例として挙げられていたのは義務教育についてで、
「日本の小学校の就学率は100%であり、中学校は99.5%で世界一だ」
と紹介。
基礎教育を着実に発展させたことで、日本国民は平均的に素養があり、日本経済と社会の発展における貴重な資源となっていると論じた。
また、財務省が発表した2013年末の日本の対外資産・負債残高によると、
日本の対外純資産残高は前年末に比べ9.7%増の325兆70億円に達して世界一の債権国となった。
ただ、これは単なる世界一ではなく、特筆すべきは「23年連続」だということだ。
記事はそのほかにも、日本の森林カバー率や女性の平均寿命、社会の公平度合い、汚職率の低さなども世界一であると主張、2007年に行われた米誌タイムズによる調査を紹介したうえで
「さらに日本の国家イメージというソフトパワーも世界一」
だと伝えた。
さらに
「数々のデータが示すとおり、日本はまったくもって落ちぶれていない」
とし、しかもデータは日本の強さを示す一部でしかないと主張。
中国経済の成長に自惚れている中国国民に対して
「われわれは目を覚まさなければならない」
と論じた。
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サーチナニュース 2014-05-31 06:36
http://biz.searchina.net/id/1533822
日本が23年連続で「世界一の債権国」
・・・海外展開と円安の効果で「資産価値押し上げ」=中国メディア
財務省が発表した2013年末の日本の対外資産・負債残高によると、
日本の対外純資産残高は前年末に比べ9.7%増の325兆70億円
に達し、過去最高を更新した。
日本が23年連続で世界一の債権国となったことについて、中国メディアの財経網は「日銀が行っている金融緩和政策によって円安が進むと同時に、日本が海外に持つ資産が過去最高となった」と報じた。
対外資産・負債残高は日本が海外に保有する資産から、海外勢に対する債務を差し引いたもので、財務省によると
13年末の対外資産残高は前年末比 20.4%増の797兆770億円
となった。
記事は日本円が13年に対ドルで22%、対ユーロで28%も安くなったことで円建ての海外資産価値が膨らんだことを伝え、「日本企業が海外で積極的に M&Aを行ったことも資産価値を押し上げた」と論じた。
さらにM&A助言会社のレコフのデータを引用し、13年の日本企業による海外でのM&Aが499件に達し、14年第1四半期のM&A件数は前年同月比26.9%に達したことを紹介、「海外へ資金を振り向ける日本企業にとって円安は障害になっていないようだ」と伝えた。
さらに日本の対外負債残高が主に外国人投資家による株式や債権への投資であることを挙げ、「13年に日本の株式市場が上昇したことも対外負債残高の上昇につながり、前年比29.1%増の472兆700億円となった」と伝えた。
また記事は、中国の対外資産・負債残高が7年連続で世界2位となったことを紹介、
「日本と中国の対外純資産残高の差は12年末の146兆円から13年末には117兆円にまで縮小した」
と報じた。
一方で日本と中国の異なる点として
「中国の対外資産は主に国など“官”が保有しており、対外負債は民間にあること」
と指摘、
さらに中国の対外資産は大半が外貨準備に集中しており、
対外負債は主に外国企業による直接投資によるものであることを紹介した。
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レコードチャイナ 配信日時:2014年10月17日 13時7分
http://www.recordchina.co.jp/a95883.html
「失われた10年」で衰退したと言われる日本が、今も先進国のままでいられるのはなぜか?
―中国ネット
2014年10月16日、中国のインターネット掲示板に投稿された
「1990年代から2000年代の『失われた10年』で日本経済は衰退したと言われるが、日本はなぜ今でも先進国のままでいられるのか」
との質問に、興味深い回答が寄せられている。
以下は、その回答の一部。
★.「日本が経済的に停滞したというのは90年代以前の成長ペースと比べた話で、比較される対象の時期は正常な状態とは言えない。
現在は経済構造が健全化され、今後も長期にわたって同じ水準を保っていくだろう」
★.「“先進国”の基準は国内総生産(GDP)だけではない。
日本で生活してみると、その社会的な成熟度がさまざまな場面で実感できる」
★.「“腐っても鯛”だ」
★.「インフレ率や就労環境、企業投資、国民の実質収入水準などから見ると停滞していると言える。
しかし、日本は高度に発達した工業国であり、高い医療・教育水準を維持しているほか構造転換を図っている。
経済水準でも生活水準でも技術水準でも、日本が揺らぐことは考えられない」
★.「過去の蓄積があるからだ。
日本人の勤勉さと自律の習慣も有利に働いている」
★.「日本は世界的規模での投資を行っているが、その収益はGDPに現れない。
日本は実力を隠し、中国は実力を過大に主張する。
日本政府も中国政府も日本は衰退したと言うが、衰退しているのは日本ではなく中国だ」
』
【描けない未来:中国の苦悩】