2014年10月4日土曜日

日本の次世代スパコン 「京の100倍速」が目標:2020年の運用目標

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サーチナニュース 2014-10-03 21:21
http://news.searchina.net/id/1545017?page=1

日本の次世代スパコン 「京の100倍速」が目標=中国メディア

 1秒間に1兆の1万倍にあたる「1京回」の計算が可能なスーパーコンピュータ「京(けい)」の後継機開発について、理化学研究所は1日、基本設計を共同で行う実施者が富士通に決定したと発表した。
 理化学研究所によれば、文部科学省の京の後継機を開発する事業のもと、理化学研究所計算科学研究機構が「ポスト京」の開発・整備を担当する。
 運用は2020年度から開始の計画だ

  エクサスケール・スーパーコンピュータにあたる「ポスト京」は、
 京の演算能力の100倍にあたる「1秒間に100京回の計算」の実現を目標としている。
   中国メディアの新浪科技は共同通信の報道を引用し、
 「ポスト京」の開発プロジェクトには約1300億円が投じられる計画だと紹介したうえで、地震や津波などに対する防災のほか、新薬開発などの分野に活用される見込みだと伝えた。
  世界のスーパーコンピュータの性能をランク付けする「TOP500」が2014年6月23日に発表したスーパーコンピュータランキングでは、中国の「天河2号」が3回連続で世界一となった。
★.1秒当たり3京3860兆回の演算性能を持つ「天河2号」だが、
★.「運用コストが高すぎること」のほか、
★.「研究に活用できるソフトウェアの数が少ない」
ことが短所との指摘もある。



サーチナニュース 2014-04-04 06:30
http://biz.searchina.net/id/1528890?_ga=1.103137285.468241381.1389395454

理研が「次世代スパコン」開発に着手、
成功すれば「1秒間に100京回の計算」見込む=中国報道

 理化学研究所は3月28日、スーパーコンピュータ「京(けい)」の100倍の演算能力を持つ「エクサスケール・スーパーコンピュータ」の開発に着手すると発表した。
 開発は1日から始まり、2020年の完成を目指すという。
 中国メディアの太平洋電脳網(PC online)は1日、「エクサスケール・スーパーコンピュータは京よりもはるかに驚くべき計算能力を持つ」と報じた。

  京は1秒間に1兆の1万倍にあたる「1京回」の計算が可能だ。
 エクサスケール・スーパーコンピュータの開発に成功すれば、京の演算能力の100倍にあたる「1秒間に100京回の計算」が可能になる見込み。
  世界のスーパーコンピュータの性能をランク付けする「TOP500」が2013年11月18日に発表した最新のランキングによれば、世界でもっとも高い性能を持つスーパーコンピュータは中国の国防科学技術大学が開発した「天河二号」だ。
  13年6月時点で1秒当たり3京3860兆回の演算性能を記録した天河二号は、解放日報によれば「大多数のシステムが中国の自主開発」であり、
 米国の専門家は「2014年末ごろまで世界最速のスーパーコンピュータであり続ける見込み」
だと語っている。
 仮に理化学研究所が開発に着手したエクサスケール・スーパーコンピュータが「1秒間に100京回」の演算性能を実現できれば、その性能は現在最速の天河二号の約30倍になる計算だ。



サーチナニュース 2014-07-06 11:00
http://biz.searchina.net/id/1536901?_ga=1.163046329.468241381.1389395454

われらの「スパコン」は高性能だが
・・・「運用コスト高く、使えるソフト少ない」=中国メディア



 世界のスーパーコンピュータランキングで1年半にわたって1位の座を守り続けている中国のスーパーコンピュータ「天河2号」について、中国メディアの「PConline」は2日、「運用コストが高すぎることが短所」と報じた。
  記事は、「天河2号の計算速度は1秒当たり3京3862兆回に達し、しばらくは天河2号に匹敵するスーパーコンピュータは現れないだろう」としながらも、天河2号は運用コストが高く、利用率も低いと論じた。
 「天河2号」は中国人民解放軍国防科学技術大学が25億元(約410億円)を投下して開発したスーパーコンピュータで、2014年4月に運用を開始して以来、120社ほどにサービスを提供しているという。
 記事は、
 「天河2号の計算能力は世界一だが、グラフ解析や電力性能においては優れていない点については注意が必要」
とし、ある研究員の言葉として
 「天河2号は運用コストが高い」
と伝えた。
 さらに 「天河2号」を運用するにあたっての
 1日あたりの電力コストが40-60万元(約655万円-982万円)に達する
ことを紹介、
 また
 「天河2号に対して投下された資金はスーパーコンピュータそのものの開発に使われたため、
 研究に活用できるソフトウェアの数が少なく、
 顧客は天河2号を使用するにあたって自らプログラムを組なければならない状況だ」
と伝えた。



レコードチャイナ 配信日時:2014年11月18日 14時38分
http://www.recordchina.co.jp/a97561.html

米国、世界最速のスパコン開発へ=計算速度は中国「天河2号」の3倍以上―中国メディア

 2014年11月14日、米エネルギー省は、世界最高の性能を誇る
 中国のスーパーコンピュータ「天河2号」の3倍以上の計算速度を持つスパコン2機の開発に、3億2500万ドル(約377億円)を投資すると発表した。
新華社が伝えた。

 今月17日に発表された世界のスパコンの性能ランキング「TOP500」で、中国国防科技大学が開発した天河2号は、2位の米「タイタン」の2倍近い計算速度で4回目の1位に輝いた。
 TOP500は世界の上位500機を半年ごとに発表している。

 米国が新しく開発する2機は「サミット」「シエラ」と命名される。
 天河2号の計算速度は毎秒33.86ペタフロップス。
 サミットは同150ペタフロップス、シエラは同100ペタフロップスに達するという。


 「ポスト京」は「天河2号」の30倍のスピードを目指している。
 その費用は「約1300億円
 運用開始は2020年から。
 一方、アメリカのスパコン「サミット」「シエラ」は「天河2号」の3倍のスピード。
 その費用は「約377億円
 運用時期は未定。





【描けない未来:中国の苦悩】





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